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富山で音楽映画「グッド・ヴァイブレーションズ」上映 英国風DJパブ営業も

「グッド・ヴァイブレーションズ」のワンシーン

「グッド・ヴァイブレーションズ」のワンシーン

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 1970年代の北アイルランドを舞台にした音楽映画「グッド・ヴァイブレーションズ」が9月14日から、富山市中心商店街のシネマカフェ「ほとり座」(富山市中央通り1)で上映されている。

パブ営業のフライヤー

 同作はパンクバンド「THE UNDERTONES」「RUDI」「THE OUTCASTS」「PROTEX」などを送り出した、北アイルランドのレコード店兼音楽レーベル「GOOD VIBRATIONS」の創設者テリー・フーリーさんの実話に基づいている。紛争が続き、音楽産業が壊滅状態になる中、フーリーさんは客が来ないナイトクラブでDJを続け、レコード店を開店。パンクロックで団結し、抵抗する若者たちの姿に感動し、レーベルを立ち上げてレコードをリリースする過程が描かれる。主演は「ベルファスト71」などに出演しているリチャード・ドーマーさん。2012(平成24)年の作品完成から7年の時を経て日本で一般公開された。

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 21日の上映後にはDJを迎え、一夜限りの英国風パブを営業する。80年代から金沢でUKインディーミュージックを中心に紹介し続けるカフェレストラン「SUPREMO」店主のU-kenさんをゲストに、90年代から渋谷のインディペンデントレコード店「ZEST」に勤務していたNi-Wangさん、富山のロックDJイベント「Different Drum」を主宰するKawaiさん、Ikedaさんが出演する。

 DJのIkedaさんは同作について「ハイライトは当時イギリスで最も影響力のあったラジオDJジョン・ピールが『THE UNDERTONES』の曲を紹介、伝説の2回連続プレーするシーン。以降、無名のバンドのレコードが積極的に世に紹介され、まさにインディーズが誕生した瞬間とも言える。今では世にあふれているインディーミュージックの誕生の瞬間に、胸が熱くなると思う」と話す。

 70年代当時のインディーパンクに限らず、80年代から現在に至るインディーミュージックをプレーする。イギリスをイメージしたフードと、ビール、ウイスキー、ミルクティーなどのドリンクの提供も予定している。

 Ikedaさんは「95年ごろにイギリスを旅行した時の空気をイメージしている。たまたま賑(にぎ)わっているパブに入ったら、大好きなバンドのメンバーがいたり、そこで演奏していたバンドが自分好みだったりと偶然にあふれていた。音楽に対して敷居の低いイギリスの居酒屋、パブが再現できれば。知らないバンドでもノリがしっくりくる、好きな曲と出会えた、そう感じていただければうれしい」と笑顔を見せる。

 パブ営業は23時~。入場料は1,000円(1ドリンク付き)。上映は27日まで。

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