富山市四方(よかた)にある老舗かまぼこ店「四方蒲鉾(よかたかまぼこ)」(富山市四方、TEL 076-435-1131)で11月11日より、「世界最大級の細工かまぼこフェア」が開催される。
「世界最大級の細工かまぼこ」の製造・販売に携わるスタッフのみなさん
鯛(たい)や鶴、亀といった縁起物をかまぼこで表現する「細工かまぼこ」は、富山県の祝い事に欠かせない贈答品で、富山を代表する名産品。同社では、1964(昭和39)年の創業時より細工かまぼこを続け、各種かまぼこや練り物を製造・販売している。
全長66センチ、重さ6750グラムの「世界最大級の細工かまぼこ」の迫力を体感し、地元名産品の魅力を再確認してもらうことを目的に企画した同フェア。期間中、工場横にある直売所で「世界最大級の細工かまぼこ」として展示する。11月11日~12月1日まで開催し、期日は世界一の「1」にちなんだという。
「世界最大級の細工かまぼこ」は富山県内での祝い事の贈答品としてすでに商品化されており、印象的で迫力ある見た目が県外からも注目されている。細工かまぼこ独自の技法を活用し、かまぼこにオリジナルメッセージを描くことも可能。結婚式や誕生日の祝いなどに合わせたメッセージ入りかまぼこの注文にも応じる。
同社の熊野泰邦社長は「最上級の食材と、職人による手作りという高品質が自慢。富山市内のかまぼこ屋で唯一、漁港のある漁師町に位置している当社の商品を通して、富山湾の魅力を発信していきたい。見た目の派手さだけではなく、味にも絶対の自信がある」と話す。
営業時間は9時~17時。日曜定休。