富山市県民会館(富山市新総曲輪)1階にある「D&DEPARTMENT TOYAMA」(TEL 076-471-7791)で11月6日、立山山麓の森林の香りをテーマにしたアロマ教室「わかりやすい立山の香り」が行われる。
イベントを企画した同店は、地元での物産、飲食、出版、観光を通し、息の長いその土地のデザインを紹介することを経営プロジェクトの一環としている。イベントごとにさまざまなフィールドで活躍するゲストを招き、今回は森林保全に詳しい「富山の森で森林療法を楽しむ会」理事のアロマセラピスト・長谷川由美さんを講師に迎え、立山の香りを楽しみながら学べる教室を開催する。
取り扱う香りは、立山山麓の森林育成時に刈り取られた間伐材を主原料とし、環境に配慮した「和精油」をベースにした「AROMA-SELECT(アロマセレクト)」シリーズ。立山杉、ヒノキ、クロモジ、アスナロ、ニオイコブシなど、富山県内の原料を使い、製造・販売をすべて国内で行った「こだわりの」エッセンシャルオイルだ。
当日は用途や季節によってどんな香りが適しているかなど、香りの特製や選び方を案内するとともに、AROMA-SELECT(アロマセレクト)のほかにも人気のあるオイルを多数用意。参加者が自分好みの香りをイメージしながらアロマをブレンドし、自分だけの特別なルームスプレー作りを体験できる内容となっている。
店長の石井さんは「このイベントを通し、本来捨てられるしかない間伐材を有効利用する活動があることを地元の皆さんに伝えたい。エッセンシャルオイルにはさまざまな用途・効能があることを知ってもらい、立山山麓の森の香りの楽しみ方を身に付けてもらえれば」と話す。
開催時間は18時~19時30分。定員は10人。申し込みは同店のサイトで受け付けている。料金は3,500円(ミニアロマ付き)。