富山市小泉町に建築設計事務所「studio一級建築士事務所」が新事務所をオープンして2カ月がたった。
長年、フリーランスで住宅や店舗の新築設計などを行ってきた同社。路面電車通りに面した築50年の民家をリノベーションし、新事務所として独立開業した。
社長の楠知足(くすのきともたり)さんは「昔の職人が手掛けた家はとても手が込んだ造りになっている。歴史のある良い物の提案もしていきたい」と話す。
打ち合わせスペースとなる1階には、引き出しを取り払った古い茶だんすを本棚として活用する。建物解体の際、何かに使えないかと連絡が入ることもあるといい、「家具も建物と同じで、少し手を加えることで息を吹き返す」と楠さん。これまで建築物のみ扱ってきたリノベーションを、今後は家具や雑貨にも施し、展示販売していく方針という。
「2階にある住居用の和室はシェアオフィスとしての活用も視野に入れている」とも。
「建築設計は、クライアント・不動産屋・大工など、多くの人との関わりがあって、成り立つ仕事。この建屋で、さまざまな分野の人たちがいろいろなものを作り、情報交換ができるスタジオになれば」と意欲を見せる。
営業時間は9時~18時、水曜定休。