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富山・大泉に古絵本とおやつのカフェ 持ちこみで買い取りも

公園の真向かいにある店のカラフルな外観

公園の真向かいにある店のカラフルな外観

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 富山市大泉にある東中野公園向かいに7月21日、カフェ「豆古書店」(富山市大泉町1、TEL076-413-2264)がオープンした。

季節のテーマに合わせた絵本を並べるブックスペース

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 古絵本の買い取り・販売を行うほか、併設のカフェでおやつメニューを用意する同店。店主の黒田真由美さんは「新刊の絵本は高い値段のものが多く、絵本を読む機会が減っているように感じていた。大人も子どももゆっくりと絵本を楽しむスペースを作りたかったのがオープンのきっかけ」と話す。

 店内には、0歳から読める国内の絵本を中心に約800点をそろえる。販売価格は100円~500円(保存状態により異なる)。状態の良くない絵本は無料で提供する。絵本の買い取りはハードカバーが1冊50円、厚紙などの絵本は10円となっている。

 自宅の車庫を活用した同店は、市内の建築士事務所「solo&madeira(ソロアンドマデイラ)」が設計した。古材を使った床やテーブルを配置し、落ち着いた雰囲気を演出するカフェスペースのほかに小上がりのキッズスペース、ブックスペースも備える。ブックスペースでは季節ごとに設けるテーマに合わせた絵本を展示している。

 カフェメニューは、コーヒー(350 円)、オーガニックハーブティー(400円)、キッズサイズジュース(100円)、手作りのプリン(200円)、ホットケーキ(300円~)など。

 「おやつだけでも、絵本を読みに来るだけでもオーケー。絵本のある空間でゆっくりとした時間を楽しんでもらえたら」と黒田さん。
「最近はアレルギーを持っている子どもも多いので、おやつが食べられない子どもを持つ人は一声かけてもらえればお菓子の持ち込みも可能」とも。

 営業時間は10時~17時。月曜定休。

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