一般社団法人「ジャパンプロフェッショナルバスケットボールリーグ(JPBL)」が8月29日、 来秋開幕する男子プロバスケットボール新リーグの1~3部階層分けを発表した。富山県をホームタウンとするプロバスケットボールチーム「富山グラウジーズ」は新リーグ1部参入が決まった。
「富山グラウジーズ」の選手たち ©TOYAMA GROUSES / bj-league
男子バスケットボールのトップリーグはこれまで、bjリーグとNBL (日本バスケットボールリーグ)の2団体が存在しており、これを理由に国際バスケットボール連盟から無期限の国際試合禁止処分を受けていた。
今年5月、元日本サッカー協会会長の川淵三郎さんが日本バスケットボール協会の新会長に就任し、2リーグ併存問題の解決などに努め、2016年秋から開幕する統合新リーグをプロリーグとすることした。
新リーグは3階層で構成し、最上層の1部リーグ参入は「ホームアリーナの入場可能数5000人」「年間試合の8割のホームゲームを実施できるホームアリーナの確保」「年間売上2.5億円」が必須条件となる。
1部リーグには全18チームが参加し、東地区、中地区、西地区の「3地区制」となることが決定しており、「富山グラウジーズ」は中地区所属となる。
「富山グラウジーズ」の黒田祐社長は「2016年秋開幕の新リーグに向けて準備を進めて行くと共に、今年10月からのターキッシュエアラインズbjリーグのラストシーズンを優勝で終えられるよう闘っていきたい。たくさんの富山県民の方々に感謝している」話し、富山グラウジーズのさらなる飛躍に期待を寄せる。