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黒部・善巧寺で「花まつり」  お釈迦様の誕生祝う

イベントの最終日に行われるお疲れ様の様子

イベントの最終日に行われるお疲れ様の様子

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 黒部・宇奈月町にある「白雪山善巧寺(はくせつざんぜんぎょうじ)」(黒部市宇奈月町浦山、TEL 0765-65-0055)で4月23日、「花まつりマルシェ」が開催される。

イベント時に特別公開される本堂の天井画

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 「花まつり」とは、仏教の世界において釈迦(しゃか)の生誕を祝う日を意味し、誕生日である毎年4月8日の前後に宗派に関係なく、全国の寺院や地域を挙げて行う行事の一つ。

「寺は文化の発信地」という考えの下、落語会や演劇などの催しや2006年より続く音楽会「お寺座LIVE」の開催で知られる同寺。同イベントは1977(昭和52)年より、県花であるチューリップの咲く時期に合わせて行われている。

 今年は赤子の誕生を祝う「初参式(しょさんしき)」や子どもの成長を祝う「七五三」といった例年の儀式に加え、マルシェと称してアイシングクッキーや北欧のテキスタイルを用いたパネル作りなどのワークショップを行う。そのほか、県内のコーヒー店や焼き菓子店などの飲食店、アクセサリーなどを販売する雑貨店の出店、2102年に寺院の修復事業として本堂の天井部分に360度の立山連峰と花木が描かれた天井画の特別公開も行う。

 主催する同院の住職・雪山俊隆さんは「地元の子どもや女性の皆さんに協力いただき、境内いっぱいに飾り付けられたチューリップは、ぜひご覧になってほしい。多くの人に足を運んでもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~15時。

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