富山市に4月1日、バーチャルリアリティー(VR)ゲーム店「アルファVR」(富山市宝町2)がオープンする。
プレーヤーはビジュアルとサウンドがプレーヤーに伝えられるVRヘッドセットを装着
バーチャルリアリティーゲームとは、コンピューターによって作り出された仮想現実世界を体験しながらプレーするゲームのこと。同店では約2.5メートル×3メートルに仕切られた3つの個室を用意し、それぞれの部屋に閲覧モニターとVRヘッドセットを搭載。1時間3,000円で3人までの利用が可能となっている。
プレーヤーはヘッドセットと両手にコントローラを持ち、部屋全体を使ったプレーエリアでゲームを行う。閲覧モニターではプレーヤーが体験している世界が映し出されるため、同行者がゲーム中の世界観を共に楽しめるのも魅力という。
同店のオーナーはカナダ人のピーター・ホームズさんとエリック・バイマンさん。エリックさんは「海外で人気の高いVRゲームは日本ではまだあまり知られていない存在。富山でVRゲームを遊べる店がなかったので、自分たちで作った。多くの人に経験してもらいたい」と話す。
オープン時は、ゾンビを倒すゲーム「Brookhaven」をはじめ7種類のゲームをそろえる。今後は客のリクエストを聞きながら新しいゲームの導入も検討していくという。
ピーターさんは「体を動かさなければいけないゲームも多く、スポーツ感覚で楽しめるのも魅力の一つ。世界的に見ても値段設定が低いので、富山の地で広めてたくさんの人にVRの面白さを知ってほしい」と話す。エリックさんは「人体をリアルに学べるソフトなど学習目的に使えるものもいずれは取り入れていきたい。医療関係者や学生などに『学び』としての利用も提案できれば」とも。
営業時間は木曜・金曜=14時~21時、土曜・日曜=12時~21時。月曜~水曜定休。料金は1時間=3,000円、30分=1,500円(3人まで利用可能)。貸し切りも可能で、予約はホームページより受け付ける。