富山市蓮町にある「シェアプレイス A-Port(エーポート)」(富山市蓮町1)で2月4日より、土曜だけの限定ランチ「お食事ラボ」が始まる。
隣接する「清水工務店」が昨年6月にオープンした同施設。「日々の暮らしを豊かにするために、誰もが気軽に立ち寄れる場所」をコンセプトに、店名には「いろいろな人の楽しさが集まってくる港のように使える場所にしたい」との思いが込められている。
オープン以来、ワークショップやイベント、マルシェなどを開催。より多くの人に利用してもらいたいと今回、ワークショップで講師を務める飲食店店主たちなどが毎週土曜のランチタイムに交代で「一日店主」となりランチを提供する取り組みを始める。
珍しい調理法や貴重な食材を使用したり、遊び心を入れ込んだりと、「ちょっと実験的でラボラトリーな要素がある」ところから「お食事ラボ」と名付けた。料金、定員、営業時間、提供スタイルは全て、その日の担当料理人が自由に設定する。
第1回は、ケータリング&予約制レストラン「キッチン花水木」が担当し、その後はオリーブオイルソムリエやテークアウト専門のカレー店などのランチを予定する。通常ランチを提供していない店も多く、「普段なかなか体験することができないスペシャルな献立」が売りだという。
清水工務店の清水美貴子さんは「貸しスペースなどの営利目的でなく、感動や喜びを分かち合う場所として地域に深く根差していきたい。毎週変わる『お食事ラボ』の店主が、どのようなランチを提供してくれるのか楽しみ」と話す。
詳細やスケジュールはホームページまたはスマートフォンアプリで確認でき、予約申し込みも受け付ける(定員に達し次第締め切り)。