富山駅北、奥田商店街近くにある「socca+cafe(ソッカフェ)」(富山市奥田町)で10月29日、富山の映画にまつわるトークイベントが開催される。
今年2月に古民家を改装しオープンした同店では、店主の久保田かおりさんが県内外で活動するさまざまな職能や趣味を持つ人をゲストに招いたトークイベントを定期的に行っている。
参加した主催者が次のゲストを指名するリレー形式で展開する同企画はこれまで、イギリス好きの女性が同国の伝統菓子や文化を紹介する茶話会や、古本好きの女性によるお薦め本紹介、ウクレレの弾き語りライブなど、店主の興味が湧くテーマであれば、ジャンルを問わないという。
6回目となる今回は、富山市で映像制作会社を営む島倉和幸さんを招く。「ほろよいシネマ道場 ~仁義なき富山映画事情~」と題し、富山にまつわる映画をテーマにしたトークイベントを行う。
島倉さんはテレビ番組やCM制作に従事する傍ら、2013年には富山市千石町通り商店街を舞台にした映画「がんこもん」のプロデュースと撮影を担当した。
島倉さんは「気鋭の新人監督の紹介や富山市中央通りで開業準備を進めているシネマカフェ『ほとり座』の進捗(しんちょく)状況など、富山にまつわる映画界の現状を幅広くお伝えしたい。期待してほしい」と来場を呼び掛ける。
14時開場。料金は1,200円(2ドリンク付き)。定員は8人(要事前申し込み)。「ソッカフェ」フェイスブックページほかで受け付ける。