富山の中心市街に9月14日、古着直し専門店「BUSHCLOVER223(ブッシュクローバー223)」(富山市中央通り1、TEL 076-464-3324)がオープンした。
ジーンズの破れ穴修理やレース素材の洋服の補修、ジャンパーのリブ袖の付け替え・ほつれ直し、ニットの穴補修などに対応する同店。
幼いころから洋裁を得意としていたという店主の萩原泰子さんは、6年前に自作の布バッグを古着店で販売していたところ、古着の簡単な修理を依頼されたことが店を持つきっかけだったという。萩原さんによるとビンテージの服は洋服直し店では断られることも多いといい「古着好きな人のためのビンテージ服専門の修理店を」と、開業を決意した。
昔から洋服を扱う仕事に従事していた経験から、専門的な知識を生かした洋服のリサイズやリメイクの相談にものる。裾直しなどは10分ほどで仕上がるので、買い物前などに預かり、帰りに仕上がったものを引き渡すことも可能だ。
「お気に入りの服や思い入れのある服を直して大事に着るのはとてもすてきなこと。直した洋服を着たお客さまの笑顔が自分のモチベーションになっている」と萩原さん。
「大事な洋服をもっと丈夫に、もっと長く着られる直しを心掛けている。お客さまの要望に応えることと、それ以上の提案ができる店にしていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は12時~17時。第1・3日曜定休。