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富山でピーター・バラカンさんの音楽企画 アナログ・レコードの魅力を解説

今回で5年連続の登場となるピーター・バラカンさん

今回で5年連続の登場となるピーター・バラカンさん

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 富山市民プラザ(富山市大手町)3階・マルチスタジオで11月3日、「大人の音楽談義2016 第2回 The Sound Of Vinyl ~ロックの『音盤』を聞く~」が行われる。

卓越したギター・プレイで注目を浴びるReiさん

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 これまでにロック、ポップ、ジャズ、ブルースなどの音楽の魅力を、ゲストの生演奏を交えながら多角的に解説してきた同イベント。今回は5年連続の登壇となるブロードキャスターのピーター・バラカンさんを迎え、アナログ・レコードの奥深い魅力について、実際にレコードをかけながら音楽談義を繰り広げる。ゲスト・ミュージシャンにはシンガー・ソングライターでギタリストのReiさんを迎える。

 1951年、英ロンドン生まれのバラカンさんは、1974(昭和49)年に来日して以来、音楽出版社、音楽事務所などを経てNHK-FM「ウィークエンド・サンシャイン」、InterFM「バラカン・ビート」などのラジオ番組でDJを務め、海外の知られざる良質なサウンドを日本に紹介してきた。今回のイベントでも幅広い音楽知識と、自身が収集した貴重なアナログ・レコードを紹介する。

 幼少期を米ニューヨークで過ごしたReiさんは、4歳でクラシック・ギターを手にし、5歳でブルースに開眼したという。バラカンさんはデビュー前のReiさんをユーチューブで見て、ジョン・リー・フッカーの名曲「Boom Boom」をテクニカルに演奏する姿に衝撃を受けたといい、自身のラジオ番組やイベントにゲストで招くようになったという。2015年には弱冠21歳でデビュー・ミニアルバム「BLU」をリリース。きゃしゃな身体から繰り出される重厚で卓越したギター・プレイと、独創的な楽曲構成で国内外の音楽ファンから高い評価を受けている。

 同イベントを企画したオレンジ・ヴォイス・ファクトリーの越澤さんは「単なる懐古趣味ではない、アナログ盤の音の魅力を、オーディオ・ギャラリー『abc』提供の高級機材で体感してほしい。レコードを回しながらしゃべるという、DJ本来のスタイルに挑むバラカンさんのトークをはじめ、Reiさんの原点である弾き語りスタイルの演奏も見どころ」と話す。

 18時開演。チケットは、前売り=2,300円、当日=2,800円。問い合わせはオレンジヴォイスファクトリー(TEL 076-411-6121)まで。

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