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富山・立山町でクラフトフェア 音楽ライブやTシャツ展も

新緑の中、さまざまなブースのテントが並ぶ会場の様子

新緑の中、さまざまなブースのテントが並ぶ会場の様子

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 富山の中新川郡立山町にある立山総合公園(中新川郡立山町野沢1)で5月28日・29日、クラフトフェア「立山Craft(クラフト)」が開催される。

全国からたくさんのクラフト作家が集まる「立山Craft」

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 「雄大な立山連峰に抱かれた豊かで穏やかな田園が広がる同地域に、クラフトという文化がより根付いてほしい」という思いの下、2015年より全国からクラフト作家が集結する同イベント。

 2回目となる今回は、クラフト、フードともに昨年よりブースを増やし、新たにスラックラインやけん玉などの遊びコーナーを設けるほか、音楽ライブやトークショーも開く予定。昨年の来場者数は2日間でおよそ8000人、今年はそれを上回る1万人を目標としている。

 クラフトブースは、陶磁器、ガラス、木工、革、金属、服飾などさまざまなジャンルが65組、フードブースは県内外の人気の店が20組並ぶ。地域紹介ブースでは、立山町の特産品の販売や地域の移住定住、立山ガイドがかつての山の案内人「仲語(ちゅうご)」に扮(ふん)して歴史や文化を伝えるなど、地域の魅力を紹介する。

 共催の「ざ・ぶんっ」による「第2回 富山Tシャツアート展」も同時開催する。テーマは「さあ、立山で深呼吸!~今年は立山でひらひらします~」。募集したデザイン画をプリントしたTシャツを自然の中ではためかせ、作品と風景を共に楽しんでもらう内容。一般の部、協賛の部、タレントの部があり、約170枚のTシャツが残雪の残る山々を背景に展示される。

 会場の立山運動公園は、子どもたちが楽しめる大きな遊具もあり、穏やかで新緑が美しい場所。昨年同イベントに来場したという40代女性は、「その土地に行かないと会えない作家さんたちと直接交流できるのがうれしい。今年はクオリティーがより高くなったと聞いている。とても楽しみ」と話す。同イベント実行委員長の佐藤みどりさんは「もの作りで地域を元気にしたい。全国からたくさんの作家が集まるこの機会に、飛び切りの逸品を探しにきてほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は、28日=10時~16時、29日=9時~16時。入場無料。雨天決行。

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