富山市中心街にある多目的広場「グランドプラザ」(富山市総曲輪3)で4月30日と5月1日、「キリンビールマーケティング富山支社×カターレ富山Presentsバブルサッカーinグランドプラザ」が行われた。「まちづくりとやま」が主催。
バブルサッカーとは、BUMPERと呼ばれる上半身を覆う透明のビニールのボールを身に着ける4人制のサッカー。ぶつかり合っても痛くなく、ハンドもファウルなどの反則もないのが特徴で、サッカー経験・性別関係なく楽しめる。2009年にノルウェーのバラエティー番組で誕生し、ユーチューブなどの動画投稿サイトで話題となりヨーロッパを中心に大会が行われた。日本には2014年に紹介され、東京・大阪などでイベントが開かれている。グランドプラザでは、ゴールデンウイーク2日目に初めて開催された。
フットサルコートのサイズと同じく40×20メートルの人工芝のピッチを設け行われた同試合は、部活仲間で参加したチーム、男女混合のチーム、県内の各学校に勤める外国人指導助手(ALT)など8チームが参加。バブルボールに身を包んだ参加者が勢いよくぶつかり合い転ぶ参加者に、沿道の通行人も物珍しそうに足を止めて観戦した。
大会優勝チームはカターレ富山の3選手が加わったチームとのエキシビションマッチを実施。イベントに特別参加したカターレ富山のDF内田錬平選手は「プロサッカー選手のわれわれと一般の方々と一緒に体を動かせるイベントに参加できて貴重な体験をした」と振り返ったほか、「バブルボールを身に着けることでプロと対等に楽しめる」とMFの石坂元気選手。DF小見恵吾選手は「バブルボールの中も試合もダブルでアツい」と、大会参加者との交流を楽しんだ。