富山市にある「音楽酒家 村門」(富山市上本町6、TEL 076-421-7751)で4月23日、高岡市在住のブルースシンガー・W.C.カラスさんと、元「ザ・ルースターズ」のギタリスト・花田裕之さんがジョイントライブを行う。
林業の傍らブルースシンガーとして活躍するW.C.カラスさんは、50歳を目前にした2013年にアルバム「W.C.カラス」でPヴァイン・レコードからデビューを果たした。昨年8月には、サクソホン奏者の梅津和時さんを迎えたセカンドアルバム「うどん屋で泣いた」を発表。同12月には、富山県出身の女優・室井滋さんとコラボしたミニアルバム「信じるものなどありゃしない」をリリースし、全国各地でライブ活動を精力的に繰り広げている。
花田裕之さんは、80年代初頭に福岡で結成したビート・バンド「ザ・ルースターズ」の伝説的ギタリストとして知られ、日本のロック・シーンに多大な影響を与えた人物と言われている。現在はルースターズの新旧メンバーが再集結した「ROCK'N'ROLL GYPSIES」や「band HANADA」でバンド活動を展開しながら、弾き語りソロツアーも行っている。
もともとルースターズのファンだったという同店オーナーは、カラスさんとも旧知の仲。カラスさんのファーストアルバムを花田さんに送り、「いいアルバムだった」とのコメントをもらったという。以来、花田さんがツアーで富山を訪れるごとに、カラスさんと花田さんは共演している。
ルースターズのファンだという富山市在住の40代女性は、「ギター・ヒーローである花田さんが富山に来てくれてうれしい。日本のブルース・シーンの革命児と言われるカラスさんとの共演も楽しみ」と期待を寄せる。
20時開演。チケット料金は、前売り=3,000円、当日=3,500円。問い合わせは同店まで。