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富山で「スター・ウォーズ」大規模展 コンセプトアートや撮影衣装など

貴重なコンセプトアートや、撮影時の小道具・衣装など約150点を展示

貴重なコンセプトアートや、撮影時の小道具・衣装など約150点を展示

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 富山県立近代美術館(富山市西中野町)で4月16日から、映画「スター・ウォーズ」の大規模企画展が開催される。

会場となる富山県立近代美術館

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 「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」と題した同展は、SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」を生んだジョージ・ルーカス監督が、世界中からアーティストをよりすぐり、同作をモチーフにした作品の制作を依頼。今回の巡回展で初披露された約100点のアート作品をはじめ、アメリカ・シカゴに建設された「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティヴ・アート」所蔵のコンセプトアートや、実際に撮影で使われた衣装、小道具など約150点を展示する。

 「THE ORIGINAL VISION~スター・ウォーズの原点~」では、宇宙冒険活劇「フラッシュ・ゴードン」、名匠・黒沢明によるアクション時代劇「隠し砦の三悪人」など、ルーカス監督が影響を受けた書籍や映画の資料を紹介。「スター・ウォーズ」のインスピレーションの源泉をたどり、構想段階で描かれた貴重なコンセプトアートを展示する。

 「VISION OF SAGA~サーガと運命の肖像~」では、アナキン(ダース・ベイダー)を中心に、ルーク、レイアといった登場人物に焦点を当て、撮影で使われたキャストの衣装や小道具のほか、印象的な登場シーンの映像を紹介する。

 「VISION OF FORCE~フォースの光と闇~」では、銀河を一体に結び付けるエネルギー「フォース」の光明面と暗黒面に肉薄。銀河の平和を願う騎士団「ジェダイ」と、銀河の支配をもくろむ集団「シス」が使用する武器「ライトセーバー」とともに、「フォース」をテーマにしたアート作品を展示する。

 ほかにも、主な戦いのダイジェスト映像と撮影で使われたブラスター銃を紹介する「VISION OF BATTLE~戦いと兵器~」、イウォークのコスチューム、ジャバ・ザ・ハットの像などを展示する「VISION OF GALAXY~銀河と生態系~」、「C-3PO」と「R2-D2」が過去6作を振り返る「VISION OF DROID~ドロイドが見たサーガ~」、ルーカスフィルム、ディズニー、ピクサーに所属するクリエーターによるポップアートを紹介する「VISION OF ART~アートに広がるギャラクシー~」など、ファンをはじめ幅広い層に訴える展示内容となっている。

 開館時間は9時30分~18時(初日のみ10時30分開館)。月曜(5月2日、9日は開館)と5月10日休館。観覧料は、一般=1,000円、大学生=750円。6月26日まで。

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