富山県総合運動公園陸上競技場(富山市南中田)で3月20日、富山のJリーグチーム「カターレ富山」のホーム開幕戦が開催された。
4055人が見守る中、昨シーズン7位の福島ユナイテッドFCと対戦した同チーム。試合は前半7分に、立ち上がりが良かった福島に先制点を許してしまうものの19分に左サイドから波状攻撃を仕掛けたカターレが、大卒ルーキーのMF脇本晃成選手の今シーズンのチーム初ゴールにより1-1で、両チーム勝ち点1ずつを分け合った。
試合後、三浦泰年監督は「ホーム開幕を素晴らしいピッチで迎えることができ、まずはカターレ富山に携わる方々に感謝しなければならない。試合結果は、周りが期待するような我々の本意ではない結果になったものの、いろんなものが見られた。公式戦のホームでやってみないと分からない、見えてこない選手の資質であったり、チームの力というものを確認できた。しっかり映像をチェックして次に繋げられるように、チームをどのように変化させていくのかを考えてやっていきたい」と意気込みを語った。
スタジアムグルメでは、富山市石金にある牛すじカレーとカツライスの店「ナイン」が今シーズンより出店。元カターレ選手である店長の松下和磨さんは「サッカーの人間として、カターレ富山でプレーしていた人間として、飲食店の人間として、チームをサポートしたいと思いスタジアムグルメに出店した」と力強く語る。
カターレ富山の次の公式戦は4月3日、ホームで今シーズンからJ3に参戦する、ガンバ大阪U-23と対戦する。
11時開場、13時キックオフ。