富山市民プラザ(富山市大手町)で3月20日・21日、「富山アートマーケット2016」が開催される。
「アート&デザイン」をテーマに県内外の人気作家を一堂に集め、2004年から始まった同イベントは今年で12回目。
今年は「売り手の個性は、買い手の個性」をキャッチコピーに、同施設1~2階のエントランスやギャラリースペースを使い、会場を4カ所に設置。陶器、雑貨、アクセサリー、イラストなど、各会場に手作りのオリジナル作品を並べ展示・販売する。
初参加のアーティストは、金工の「天麻仙極寿神(てんまんせんごくじゅしん)」、革小物の「vataru(バタル)」、手作り本の「手づくり本屋 こころあそび」など46組。
このほか、「修理しながらずっと使えるのがうれしい」と人気を集める「meu tempo(メウ・テンポ)」や、多肉植物の寄せ植えワークショップを展開する「punipuni succulent(プニプニ・サキュレント)」など、富山県内アーティストを含む計106組が出店。イニシャル刻印やライブペイントなど、実演販売も行う。
富山市民プラザの長井さんは「アートとコミュニティーの活性化を目指し、今年も開催を決めた。アーティストと来場者それぞれが、刺激と感動を受けて新たな創作活動へのヒントとなれば」と話す。
昨年から同イベントへ足を運んでいるという富山市内の40代女性は「インターネットショップで見ていた作品に触れられることができてうれしい。アーティストの作品に対する思いを聞けるのも魅力。作品を手に入れられることはもちろん、刺激を受けて趣味の手芸に熱が入る。いつかは自分も出展できたら」と話す。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。