富山市にある複合施設「あしたねの森」(富山市新庄町2)で3月12日、「医療・介護・福祉 多職種オープンキャンパス」が開催される。
社会福祉法人「アルペン会」が地域貢献活動の一環として、将来の進路選択に悩む高校生をはじめ、その家族や教職員を対象に開く同イベント。
「あしたねの森」は、「自立支援」を特色に持つ同法人が運営。介護・保育・学童・障がい者の多世代交流型施設で、幼児教育や高齢者への介護サービスを展開している。関連施設のアルペンリハビリテーション病院などと連携を図り、さまざまな職種のスタッフが活躍する。
当日は、アルペン会に所属する8職種の資格職員(看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士、社会福祉士、保育士、医療事務員)が仕事の魅力について話すほか、協賛5校(富山福祉短期大学、北陸ビジネス福祉専門学校、長野医療衛生専門学校、富山リハビリテーション医療福祉大学校(設置計画中)、日本福祉大学)の職員が、該当学科に関する説明会を行う。
同法人本部副本部長の小平達夫さんは「職種別職業人講話を通じて高校生の職業人意識の醸成を図り、円滑な進路決定の一助となり、ゆくゆくは医療・介護・福祉業界への人材につなげていきたい」と意気込む。
開催時間は13時30分~16時30分。要事前申込。詳細はフェイスブックページ「あしたねの森」で確認できる。問い合わせは同事務局(TEL 076-442-9001)まで。