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富山県民会館(富山市新総曲輪4)1階にあるギャラリー「D&DEPARTMENT TOYAMA GALLERY(ディアンドデパートメントトヤマギャラリー)」(TEL 076-471-7791)で2月11日、「座卓からうまれたテーブル-天童木工のロングライフデザイン2-」が始まった。
天童木工は山形県天童市内に本社工場を構える家具、インテリア用品の製造・販売を行う企業。皇室・官公庁などへ納める家具や「トヨタ」「ホンダ」など自動車メーカーの本木目自動車内装パネルなどを製造している。日本でいち早く成形合板製造の技術を実用化し、この技術の可能性を認めた剣持勇、柳宗理、丹下建三など社外のデザイナーや建築家と共同で多くの製品を生み出してきた。
今回の展示では、数多くのラインアップの中でも1965(昭和40)年に自社でデザインした成形合板のテーブルに着目。成形合板のテーブルはデザインされて半世紀以上がたち、文化や生活環境の変化でさまざまなバリエーションが生まれたが、基本となる作り方は当時のままであるという。
会場では7種類のサイズ展開があるテーブルを展示するほか、天童木工の椅子やソファと組み合わせた実例を紹介。20日には天童木工ホームユース事業部の加藤朋哉さんと「D&DEPARTMENT」のナガオカケンメイさんとのトークイベントも予定する。
石井唯店長は「天童木工の家具といえば椅子が注目されることが多いが、この展示を機会にぜひテーブルの魅力にも目を向けてほしい」と話す。
営業時間は10時~19時。入場無料。3月6日まで。トークイベントは20日19時30分~21時30分。参加費は2,000円(1ドリンク、軽食付き)。定員50人。