富山電気ビルデイング(富山市桜橋通り)で1月31日、サッカーJ3の「カターレ富山」が「キックオフパーティー2016」を開いた。
2016年シーズンパス早期購入者を対象に行われた1部と、スポンサー企業、招待者、ボランティアを対象に行われた2部で構成する同パーティーには、合わせて約460人が来場。酒井英治社長、石井隆一富山県知事、横山栄富山県議会議長がそれぞれ登壇し、昨年を振り返りながら、新監督となる三浦泰年さん率いる新チームへエールを送った。
三浦泰年監督は「選手一人一人がサッカーのみならず人間として成長し、強い覚悟を持ち、必ずJ2復帰を目指す」と、決意を語った。
新ユニフォーム発表のほか、カターレ富山のダンスチーム「リープブルー」のパフォーマンス、富山県内で活動するバンドグループ「楽屋姫」のステージ演奏も行われ、2月1日から高知キャンプに出発する選手たちを激励した。
栃木SCから1年半ぶりに復帰したFW西川優大選手は「栃木と契約満了後に、黒部さんに声を掛けていただいた。富山は人が温かく慣れ親しんだ地に戻れて嬉しい。攻撃でも守備でもしっかり走って、富山のために頑張りたい」と話す。
2015年で現役を引退し、強化部長として2年ぶりに復帰した黒部光昭さんは「引退後は監督・コーチよりも、経営面でクラブを成長させることに興味がありオファーを受けた。現役時代に4年間過ごした富山のために、自分が帰ってきたことでクラブを少しでも良くなったと思えるよう頑張りたい」と意気込みを見せた。