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富山の焙煎店「koffe」がアイスコーヒー 最高標高の採水地の水使う

夏季限定のアイスコーヒー(1,050円/1リットル )

夏季限定のアイスコーヒー(1,050円/1リットル )

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 富山市中心部でも季節の移ろいを楽しめる松川沿いにたたずむスペシャルティコーヒーの焙煎(ばいせん)店「koffe(コッフェ)」(富山市舟橋南町)の夏季限定のアイスコーヒーが今年も、パッケージをリニューアルして登場した。

焼き菓子やコーヒー豆などと詰め合わせることができるギフトの一例

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 スペシャルティコーヒーは、豆の生産過程において品質管理が適正で欠点豆の混入が見られない焙煎豆を指し、適切な抽出によって生産地の特徴的な風味特性を引き出したコーヒーだ。店主の山中康次さんは東京の「堀口珈琲」を経て、スペシャルティコーヒーの本場アメリカで現地のコーヒー文化に触れ、2009年、同店を開いた。

 可能な限り生産地に赴き、世界各国から選び抜いたコーヒー豆を、アメリカから運んできたというRenegade社の焙煎機で丹念にロースト。店はいりたての香り高いコーヒーを求める客でいつもにぎわっている。

 パッケージザインを手掛けたのはデザイナーの宮田裕美詠さん。「店のことをよく理解してくれている人にお願いしたかった」と山中さん。すっきりとシンプルながら芯の通った存在感のあるパッケージデザインが特徴。リニューアルのきっかけについては、「ようやく自分が求める味が完成してきた。ここに行き着くまでに試行錯誤を重ねてきたが、これからももっとおいしくしていきたい」と意気込みを見せる。

 水にもこだわり、長い年月をかけて立山の地層で自然ろ過された「立山玉殿の湧き水」を使用。標高2450メートルでの湧き水は国内では他に例がない。極めて硬度の低い軟水で、水の豊富な富山の中でもくせがなく、コーヒーとの相性もいい名水だ。

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