富山市中央通りのイベントスペース「HOTORI×ほとり座」（富山市中央通り1）で4月15日、シンガー・ソングライター「Keishi Tanaka（ケイシ・タナカ）」さんが、ライブイベント「ROOMS（ルームス）」を行う。

DJイベント「ラブバズ」のフライヤー

　2011年よりシンガー・ソングライターとして活動を始めたケイシさん。ピアノ・デュオ編成やストリングスを取り入れるなど、さまざまな形態でライブを展開している。自主企画として、バンド編成の「NEW KICKS」と、アコースティックギターによる弾き語りの「ROOMS」を不定期に開催。今回のライブは全国ツアーの2日目に当たる。

　2016年にはジャズ・ロックトリオ「fox capture plan」との「透明色のクルージング」や、ロカビリー・パンクバンド「LEARNERS」との「Just A Side Of Love」などのミュージシャンとコラボレーションしたシングルが話題を呼んだ。同曲が収録された3枚目のアルバム「What's A Trunk?」は各地のラジオ局でチャートインするなど、ラジオリスナーの間でも高く評価されている。

　4月14日には詩集「真夜中の魚」を発売。ソロ活動前に在籍したバンド「Riddim Saunter」や、所属音楽レーベル仲間らと結成したフォーク・カルテット「THE DEKITS」の楽曲、詩のほか撮り下ろし写真やインタビューも収載されている。同書はライブ会場でも販売する。

　DJのCHIGONさんは「これまでケイシさんのアコースティックライブは激しく動くスタンディングスタイルだったが、今回は座席形式で歌を『聴かせる』ライブになる。多くのミュージシャンたちとの活動を経て、どんどん成熟する彼の今を見てほしい」と話す。

　ライブ終演後にはロックDJイベント「LOVEBUZZ（ラブバズ）」も開く。「彼のルーツでもある70年代のブラック・ミュージックやブルー・アイド・ソウルの曲が多く流れるはず。ジャンルやスタイルにとらわれず、どちらも遊びに来てほしい」とも。

　19時開場。チケット料金は前売り＝3,000円、当日＝3,500円。ライブ参加者はDJイベントへ500円で入場可能。