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富山の夏の新名物「冷やし中華サンド」 「立山サンダーバード」で販売開始

見た目も味わいも斬新な「冷やし中華サンド」

見た目も味わいも斬新な「冷やし中華サンド」

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 立山の麓に立地し、県内外の登山客が多く利用するコンビニエンスストア「立山サンダーバード」(立山町、TEL 076-483-3331)で、夏限定のサンドイッチ「冷やし中華サンド」(270円)の販売が始まった。

ユーモアあふれる仕掛けが施された飲料自販機

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 オリジナリティーあふれる店構えの同店は、店主の伊藤さんが手作りする55種類にも及ぶサンドイッチ、ハンバーガーや、立山の井戸水で米を炊き上げたおにぎりが売れ筋商品。特にサンドイッチは、スナック菓子「ベビースターラーメン」とチャーシュー、メンマをパンに挟んだ定番「ラーメンサンド」をはじめ、里芋を使ったコロッケに赤みそとチーズをトッピングした「みそチーズ立山コロッケサンドイッチ」、ユーリンチー、たこ焼きなど、腹持ちが良く斬新な具材を取り入れ人気を博している。

 初夏にお目見えする「冷やし中華サンド」は、「ラーメンサンド」に甘酢たれ、紅ショウガ、ゆで卵、チャーシューを加えたもの。ボリューム感がありながら、さっぱりとした味わいが人気で、同商品を目当てに同店を訪れる客も多いという。店主の伊藤さん自ら考案した、「冷やし中華始めました。サンドイッチですが」というポスターも遊び心にあふれている。

 伊藤さんは「お客さんの反応としては、『面白い』と言って買っていく人、『なかなか買う勇気が出ない』と敬遠される人などさまざまだが、興味を持ってくれる方は多い。取りあえず笑ってくれるのがうれしい」と話す。

 同店ではほかにも新鮮な山菜を使った「うど味噌(みそ)」おにぎり(150円)や、タケノコ、ワラビ、あぶり豚など50種類もある昆布締め(480円~)などの食品から、富山にゆかりのある作家の本、種類豊富な輸入たばこ、伊藤さんがデザインしたオリジナル缶バッジ(250円)、絵はがき(250円)までユニークな品々をそろえる。

 同店の常連だという富山市内の30代女性は、「行くたびに新商品のサンドイッチやおにぎりが増えているので、全く飽きることがない。店の表にある飲料自販機にも、同店ならではのウイットに富んだ仕掛けが施されていて楽しい。富山が誇る唯一無二のコンビニだと思う」と話す。

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