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黒部で蔵開きイベント 限定酒販売も

多くの来客で賑わう試飲コーナー

多くの来客で賑わう試飲コーナー

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 黒部の酒蔵「皇国晴酒造」(黒部市生地、TEL 0765-56-8028)で4月22日、蔵開きイベント「幻の瀧 蔵開き」が開催される。

昨年の蔵開きの様子

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 明治20年に創業した同社。黒部川の最下流に位置する黒部市生地で、黒部渓谷の湧き水を仕込み水に使う。同社営業部の岩瀬由香里さんよると「日本の名水百選」にも選ばれた同地の湧き水で仕込んだ日本酒は、キレのある味わいと派手さを抑えた品のある香りを持つ酒に仕上がるという。

 今年で5回目となる蔵開きでは、蔵見学、甘酒と漬物の振る舞い、抽選会、酒粕詰め放題、蔵開き限定秘蔵酒販売、幻の瀧新酒有料試飲コーナーなどを予定する。

 「毎回、酒粕詰め放題が人気を集める。昨年は1トンを用意したが、1時間半で無くなったため今年は1.5倍を用意する。来場するお客さんに喜んでいただければ」と岩瀬さん。

限定酒は、長期熟成酒、搾りたての生酒を用意する。蔵見学は各回先着10人限定で計5回開く。仕込み水「岩瀬家の湧き水」の軟水と硬水の飲み比べコーナーも設置する。

 当日は、富山県出身の落語家・三遊亭良楽さんによる高座や、ジャズライブも行う。昆布店「四十物昆布」、蒲鉾店「生地蒲鉾」など、地元企業も出店する。魚津の料亭「浜多屋」酒匠で日本酒学講師を務める濱多雄太さんによる燗酒(かんざけ)コーナーも展開する。

 岩瀬さんは「年々、地元の協力企業や店が増えて、蔵開きを盛り上げてくれる。年1回のお客さんへの感謝として、楽しんでいただけるように、社員総出でおもてなししたい、ぜひ足を運んでいただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~15時。

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