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あいの風とやま鉄道「泊駅」待合室に菓子店 体に優しいスイーツを提供

健康を考慮したお菓子が並ぶ

健康を考慮したお菓子が並ぶ

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 あいの風とやま鉄道・泊駅の待合室に4月3日、スイーツ店「ナチュラルスイーツぽんぽん」(朝日町平柳字阿原)が移転オープンする。

杉の木で作られた駅待合室の新店舗

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 もともと朝日町笹川に店を構えていた同店は、オーガニック・コンシェルジュの資格を持つ疋田由香里さんが店主を務める。店名は「おなかに優しく栄養になるように」との意味を込め「腹」を意味する「ぽんぽん」を付けた。

 健康に考慮した商品をそろえる同店では、バターではなくバランスオイルを使う。地元・笹川産のブルーベリーを使用したマフィンや、赤スグリ、桑の実、森イチゴなどを使ったミックスベリージャム、北海道産のリュクスチーズを使ったチーズケーキなど、地元産、国産の素材を使いながら毎日食べても体の負担にならない商品を提供。日替わりで、人気の「揚げパン」などを販売することもある。

 朝日町でのイベント開催時には、イベントに合わせた限定のお菓子セット(1,500~2,000円)を販売予定。今後はコーヒー、夏場はカキ氷の販売も行っていく。一つ一つ手作りで作るため、無くなり次第閉店となる。

 移転に際して「お客さんからは場所が遠い、見つけられない、駐車場がないとの声をよく受けていた。泊駅のキヨスクがあった場所が、長く空いていたこともあった」と疋田さん。3月27日~31日のプレオープンでは「杉の木など自然素材でデザインされた新しい店舗は安らぎの場になるとの声を頂いた」といい、「町のにぎわいに貢献できたら」と意気込む。

 「人が往来する駅のポテンシャルを感じる。泊駅は違う会社で同じ線路を使う全国でも5つしかない駅の一つで、全国から鉄道ファンの方が来る。電車を乗り継いで、ぽんぽんに来る旅をしてほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は7時~9時、12~18時。土曜、日曜定休。

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