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富山の食堂で「ヒンメリ」ワークショップ フィンランド伝統のモビール作る

風に揺らめく光のモビール「ヒンメリ」

風に揺らめく光のモビール「ヒンメリ」

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 富山市婦中町にある「食堂 nogi(ノギ)」(富山市婦中町島本郷、TEL 076-461-5230)で2月23日・24日、ワークショップ「手作りしてみたいシリーズ@ヒンメリ」が開催される。

講師の河森美波さんと星形のヒンメリ

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 「ヒンメリ」とは太陽神の誕生祭や収穫祭、クリスマスの装飾品としてフィンランドに古くから伝わる麦わらのモビール。別名「光のモビール」や「幸運のお守り」とも呼ばれ、五穀豊穣(ごこくほうじょう)や家族の幸せを願い、食卓の上や台所、玄関などに飾られる。

 麦わらに糸を通し多面体にしたものをつなぎ合わせる「ヒンメリ」は、シンプルなものから多くの多面体をつなぎ合わせた複雑なものまで多彩なアレンジが可能。幾何学模様とゆらゆら揺れる影の美しさも特徴だ。

 講師の河森美波さんは3年ほど前からヒンメリ作りを始め、今年1月に同店で初級のワークショップを2回開催。「ヒンメリづくりの魅力は、つなげた三角形の平面が立体になるところ。つなぎ方を少し変えるだけで印象が違うので、それぞれのオリジナリティーが出るのが面白い」と話す。

 ワークショップ当日は富山県産のわらを使い、基本の八面体をつなげ制作する。 

 会場となる同店は「美味しく 楽しく 食べて 笑う」をモットーに、丁寧に作る料理が評判の店で「野菜がたっぷり食べられる」と特に女性の人気を得ている。料理教室をはじめ、さまざまなワークショップも開催する。

 店主の吉崎めぐみさんは「河森さんがヒンメリを作っていることを知り、ぜひ自分も作ってみたいと思った。ワークショップを継続して開き、少しずつヒンメリを広げていけたら」と話す。

 今後は要望に応じ、上級編のワークショップや販売も予定している。

 開催時間は14時~16時。参加費は、基本(初級)のヒンメリ=1,600円、星型のヒンメリ=2,100円(いずれも小さなおやつと飲み物付き)。定員各回6人。参加申し込みは同店まで。

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