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富山の生花店で人形展 毛糸人形60体展示、販売も

一体一体が異なる表情を持つ「SHINOKNITS」の人形

一体一体が異なる表情を持つ「SHINOKNITS」の人形

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 人形展「SHINOKNITS(シノニッツ)」が6月19日より、生花店「Atelier ANORM(アトリエアノーム)」(富山市西四十物町5)で開催される。

ADC賞を獲得したイベントポスター

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 一昨年11月のオープン以来、花のフェアをはじめ、ポップアップイベントやワークショップなどを定期開催してきた同店。会場となる店内では今回、人形制作を行う「SHINOKNITS」が作る、毛糸人形を60体展示。販売も行う。

 2020年から人形制作を始めたという「SHINOKNITS」は「人形はウールの毛糸をメリヤス編みで制作している。普通でつたないが、何かいいねと笑ってもらえる仕上がりを目指している」と話す。

 「三つ編み、団子、ぱっつんヘアに、とぼけて眠そうな顔」が特徴という人形は、日記替わりの記録として作り始めたのがきっかけ。ANORMの西淵吏英さんは「自分の人形を作って来店してくれたのがSHINOKNITSとの付き合いのはじまり。今回人形はすべて自立させて展示する予定。どれも吹き出しをつけたくなる雰囲気を持っている。見た人たちが、人形たちのストーリーを生み出してくれるような、想像力が働くイベントになれば」と意気込む。

 展示の告知ポスターは、富山県在住のデザイナー・高森崇史さんが手掛けた。ポスターは裏面が告知データが記載されており、16分割に切ってフライヤーにもなる仕掛けを施した。6月5日に行われた「TOYAMA ADC 2021審査会」では、ADC賞を受けた。「県外からもポスターについて問い合わせがあった」と西淵さん。「県内の個人店などにもフライヤーを置かせてもらっているので、見かけたら手にとってほしい」と話す。

 開催時間は11時~18時。木曜定休。展示は6月27日まで。

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