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富山で「島地保武×環ROY」ライブ ダンスとラップの即興パフォーマンス披露

パフォーマンスの様子

パフォーマンスの様子

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 島地保武さんと「環ROY(たまきろい)」さんによるステージライブ「ありか」が2月28日・29日、「オーバード・ホール」(富山市牛島町9、TEL 076-445-5620)特設シアターで開催される。

環ROYさん(左)と島地保武さん

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 ダンサーの島地保武さんは1978(昭和53)年、長野県出身。2004(平成16)年からヨーロッパのダンスカンパニーに所属し、メインパートを踊ってきた。2013(平成25)年、バレエダンサー・酒井はなさんとのユニット「Altneu」を結成。翌年「NHKバレエの饗宴」にも出演を果たした。その後、「資生堂第七次椿会」メンバーとなり、パフォーマンスに加えインスタレーション作品などを展示。近年の作品には「Noism2『かさねのいろめ』」、「谷桃子バレエ団『Sequenza』」、「Noism2『私を泣かせてください』」がある。

 パォーマンスやインスタレーションなど幅広く活動するラッパーの「環ROY」さんは、1981(昭和56)年、宮城県出身。これまで、最新作「なぎ」を含む5枚のCDアルバムを発表し、国内外のさまざまな音楽祭へ出演してきた。近年はパフォーマンス作品「いくつもの一緒」、インスタレーション作品「Types」、映画「アズミ・ハルコは行方不明」劇中音楽、NHK教育「デザインあ」コーナーの音楽制作などを担当している。

 ダンスとラップという異なるジャンルでそれぞれ注目を集めている2人が、即興でパフォーマンスを行う同企画。アパレルブランド「Sasquatchfabrix(サスクワッチファブリックス)」の横山大介さんが衣装デザインを行い、渡辺敬之さんが裸電球や自作照明を使った「アナログな光作り」を手掛ける。

 当日は、同ホール舞台上のフラットスペースに2つのステージを橋掛かりで結ぶ、ユニークなステージ演出を行う。

 オーバード・ホールの宇瀬崇さんは「ステージ演出は、過去と未来の隔たり、ダンスと音楽間という心理的距離にも見えてくる。踊りの起源、リズムの起源、言葉の起源を探る旅。作品としての完成度と即興ならではのグルーブ感はかなり挑戦的でスリリング。全て即興なので、当日まで一体どんなことになるか楽しみにしていてほしい」と話す。

 28日=18時30分開場、19時開演。 29日=13時30分開場、14時開演。料金は、一般=3,000円、25歳以下=2,000円。未就学児入場不可。問い合わせは、富山市民文化事業団総務企画課(TEL 076-445-5610)まで。

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